一般オタクの雑記

オタクの独り言です。

【G1】チャンピオンズカップ2022予想部

備忘録もかねて始めるシリーズ

ほぼ身内向けの内容なので、あくまで初心者向けの内容

参考にするかは自己責任で

 

前置き

年にたった2回しかないJRAダートG1のひとつチャンピオンズC

昨年は白毛のアイドル・ソダシの参戦に注目が集まったが、今年は歴戦の実力馬であったクリソベリルやチュウワウィザードがいないこともあり、実績馬からは昨年の覇者テーオーケインズに人気が集まるなか、次世代のダート界のホープ達にも注目をしていきたいレース

 

今年のチャンピオンズCを予想するうえで注目したふたつのトピックからレース予想を組み立てて行く

  1. 癖の強い中京ダートのコース
  2. テーオーケインズに付け入る隙があるか
 

1.癖の強い中京ダートのコース

中京コースは東京競馬場のように直線が長く(約410m)、高低差2m近いキツイ急坂を持つコースではあるが、東京の様な差し・追込み有利はなく、逃げ・先行が有利

 

中京ダート1800m脚質別成績

脚質 勝率 複勝

逃げ    21.1%    47.7%

先行    16.1%    44.0%

差し    3.9%    15.8%

追込    1.3%    5.5%

 

コース図から見るとわかりやすく、スタート後ポジション争いが終えると向こう正面にかけて上り坂となるためペースが緩みやすく、残1000m地点から4コーナーにかけた長い下り坂でペースアップした状態で急コーナーを曲がるため、外を回す馬には強い負荷が掛かった状態でコーナーを曲がり急坂を迎えることとなる

コース形態から外差しが原則NGなコースなのは芝ダートを問わず中京の鉄則

 

参考:JRA

参考:JRA

また後半の長い下り坂の影響でスピードアップした状態のまま長い直線まで脚を持たせる必要がある

加えてメンバーの集まるG1クラスとなってくると当然ペースは上がる

スピードの持続力が求められるレース質になるので一般的に中央より砂が重いとされる地方の重賞実績はさほど重要視しなくていいと考えている

高いスピードの持続力に適性のある馬、内で先行出来る馬に高評価を打ちたい

 

2.テーオーケインズに付け入る隙があるか

結論から入ると今回の条件ではテーオーケインズはかなり固いと見ている

実績からも左回り+中京巧者であるし、臨戦過程も大きくケチをつけるとこもない

メンバーレベルを見ても実力は頭一つ以上抜けているのは明白だと思う

 

ただひとつ付け入る隙があるとすると前走の騎乗スタイルと枠順の並びにある

 

まず前走JBCクラシック(盛岡左回り2000m)を振り返ると外枠から道中は中段外目をキープ

向こう正面から外を捲り上げて4角では先頭集団を捉えてからの圧勝

多少大雑把な競馬内容であるが実力差が現れたレースであった

 

今回もテーオーケインズ外目の枠

断トツの人気を背負う馬が道中外目のポジションを構える

 

そしてテーオーケインズより前目を確保しそうな馬たちを見てみる

  • 1番 グロリアムンディ ムーア
  • 7番 オーヴェルニュ ルメール
  • 10番 クラウドプライド 福永
  • 13番 シャマル 川田
  • 他数頭。。。

先行する馬たちのジョッキーを見て、易々とテーオーケインズが内目から進行するルートを与えるのか?

さらにダートでは馬のすぐ後ろを走るということは砂を大きく被るリスクがある

内目の合間を縫って進出するには、このリーディング上位のトップジョッキー達との駆け引きに自ら参加することになり、馬郡のすぐ後ろを追走すると砂を被ってしまう

 

松山騎手はテーオーケインズの能力を考えても、多少の不利は承知の上で外目に進路取るしかないと予想できる

テーオーケインズが外目に進路取るとなると先行勢も外目、外目へとマークも外へ動くはず

最内をキープしてじっと脚を溜めて、直線に向けてマークが外に向いた中で生まれるチャンスを逃さずに馬郡を切り開けるコンビにテーオーケインズに付け入る隙があると見ている

 

予想

本命:◎1番グロリアムンディ@ムーア

 

本命の条件に必要な内枠好位に付けられる馬と騎手であり、特に期待を込めたいのが鞍上ムーア騎手の卓越した隊列確保能力の高さにある

ジャパンカップでの勝利は、多少折り合いの難しいと言われるヴェラアズールを1角までに一度追うことで隊列を1列上げた状態を確保し、馬群のなかで落ち着かせてしっかり折り合わせていた

結果的にデアリングタクトより前の位置を確保したことにより、直線ではギリギリの合間を縫ってくる騎乗で勝ち取った勝利は圧巻そのもの

(逆に1列後ろとなったデアリングタクトは直線で幾度と不利を受けている)

 

加えて評価したいのが、高いスピードの持続力に適性を示している前々走のアンタレスS(2着)の内容

1着こそ後方から差し込んできた実力馬に負けてしまったものの、前半1000m61.1秒という淀みないペースを掲示板組では唯一先行して押し切っている

コースこそ変わるがこのタイムで前半走破可能で有れば例年チャンピオンズCで十分通用する

負けた馬こそダートG1を12連対のチュウワウィザードに0.1秒差と考えれば値千金の内容

 

王者テーオーケインズに土をつける次世代のダート路線を引っ張っていく星として自信を持って本命

 

対抗:〇12番テーオーケインズ@松山

ここでは実力が一つ抜けている存在

多少ロスのある競馬をしたぐらいでは入着は揺るぎそうにない

ただし圧倒人気を背負うのでその分マークはきつくなる

帝王賞での敗戦からも過度なペースでは実力を出し切れない(状態がよくなかったともされている)ことも見えており、このオッズでは絶対の安心もおけなかった為あくまで対抗まで

 

単穴:▲5番ジュンライトボルト@石川

前走シリウスSでの本来のセオリーの逆となる中京を大外を回して勝ち切った内容を大きく評価

流石にG1で同じ騎乗では届かないと思うがいい枠番を引いてくれている

終いは若干甘くなったが2着馬のハピは最内待機からのイン強襲であったため、実力の違いを見せた1戦であった

元々芝マイルを使っていた馬なのでスピード能力には問題は無さそうで、ダート転向後の実績は底も見せていなく軽視は出来ない

 

連下:△3番ハピ@横山典

シリウスSと同じ内容が再現できれば鞍上込みで一発怖い存在

今年の3歳世代もレベルが高いとは思いつつも先行粘り込みだけで勝てるメンバーとも思えないので、最内でじっと待って一脚使ってきそうなコンビから

 

大穴:☆2番サンライズホープ@幸

本来逃げ先行ができる馬であるが、出遅れてしまった前走みやこSでの勝利は展開が向いたとはいえ、適応外かと思われていた追込での勝利

異なる脚質でレースを進めても1発回答できる状態は、ここにきて状態が良くなってきている前触れとして怖い存在

 

他気になる馬(抑えまで)

7番オーヴェルニュ@ルメール

9番ノットゥルノ@武豊

 

買い目

◎1⇄○12 馬単

◎1→▲5△3 馬連

⭐︎2→◎1○12▲5△3 馬連

⭐︎2→◎1○12▲5△3 3連複